有明ガーデンと羽田エアポートガーデンの間を結ぶ無料シャトルバスが運行していることをご存じでしょうか?ご存じの方であっても「便利そうだけど、どうやって乗るの?」「乗り場はどこ?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実は筆者もこのシャトルバスの存在を以前から知っていたものの、なかなか乗る機会に恵まれずにいました。しかし、運行開始から早一年……やっと乗ることができました!
この記事では、そんな無料シャトルバスの基本の情報から乗り場の場所、混雑状況、さらに実際に乗ってみた感想まで詳しくご紹介します。
- 無料シャトルバスに乗ってみたいけど、乗り方が分からない
- 乗り場や混雑状況を事前に把握しておきたい
これから利用を検討している方のお役に立てれば幸いです。では早速見ていきましょう!
※本記事は2024年12月時点の情報を基に作成しています。最新情報は有明ガーデン|施設からのお知らせからご確認ください。
有明ガーデンから羽田エアポートガーデンへの無料シャトルバス|基本情報
有明ガーデンと羽田エアポートガーデンを結ぶ無料シャトルバスは、どなたでも無料で利用できる便利なサービスです。観光やショッピングをより快適に楽しむための移動手段として、運行されています。
運行時間は午前8時半から午後20時半までで、約2時間間隔で運行。移動にかかる時間は約40分程度で、車内は広々として快適な乗り心地です。
乗り場は有明ガーデン内の1階バスターミナル付近にあります。事前予約は不要で、当日直接乗車可能です。(乗り場の詳細は後ほどご紹介します!)
ただし、混雑する時間帯や定員に達した場合は、次のバスを待つ必要がある点にご注意ください。特に週末やイベント開催時には利用者も多くいることが予想されます。
ちなみに行先の「羽田エアポートガーデン」は、羽田空港第3ターミナル直結の複合施設です。ホテルの宿泊や温泉、グルメ、お買い物が楽しめます。
筆者もグルメや景色を堪能してきちゃいました!
基本情報(2024/12更新) | 有明ガーデンから羽田エアポートガーデン 無料シャトルバス |
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バス乗り場 | 1Fバスターミナル 観光バス乗降場(4番乗り場) |
各便の所要時間 | 約40分 |
本数 | 1日7本(約2時間間隔で運行) |
運行日 | 毎日 |
定員 | 各便先着43~50名 |
料金 | 無料 |
運行会社 | 京成バス |
その他 | 乗車は誰でも可能。ただし先着順となる |
有明ガーデン発の無料シャトルバス|乗り場の場所とアクセス方法
有明ガーデンから羽田エアポートガーデンへの無料シャトルバスの乗り場は、有明ガーデンの1階バスターミナルに位置しています。
バスターミナル内にはいくつか乗り場がありますが、「4番」と書かれた乗り場を目指しましょう!
上記の地図を見ると分かるように、バスターミナルの中央部分が4番乗り場となっています。建物内にあるため、雨の日でも濡れる心配はありませんが、吹き抜け構造のため外気の影響を受けやすい点に注意が必要です。冬は寒さ、夏は暑さ対策をしっかりしておきましょう。
初めて訪れる方は迷わないためにも、少し早めにバスターミナルに到着しておくと安心ですね!
有明ガーデン発の無料シャトルバス|混雑状況や待ち時間の目安
筆者が乗車したのは、12月の平日午前の便です。無料シャトルバスが運行を開始した当初は混雑が見られましたが、運行開始から1年が経過した現在では、比較的落ち着いた印象でした。ただし、休日やイベント開催日にはもう少し混雑が予想されます。
筆者は、出発の15分前に乗り場へ到着しましたが、すでに待ち列には8人ほどが並んでいました。出発時点では、バス車内の3分の1程度の座席が埋まる状況でした。確実に乗りたい場合は15分程度前には乗り場につくイメージで問題ないかと思います。(※混雑の度合いは日によって異なります)
ご家族やご友人関係と思われる方たちも多く利用されていました!
羽田エアポートガーデンから有明ガーデンへの無料シャトルバス|基本情報
羽田エアポートガーデンから有明ガーデンへ向かう無料シャトルバスも、先ほどご紹介したルートと同じく、どなたでも無料で利用できる便利なサービスです。
運行時間は午前9時半から午後21時半まで。約2時間間隔で運行しており、移動にかかる時間は約40分程度です。特に羽田エアポートガーデンは、夜景が楽しめるスポットとしても人気があるため、夜の便があるのは嬉しいポイントですね。
乗り場については後ほど詳しくご紹介いたします。
ちなみに行先の「有明ガーデン」も、羽田エアポートガーデンと同じく温泉やグルメが楽しめる複合施設です。ファミリー層に向けたお店が多いです。
基本情報(2024/12更新) | 羽田エアポートガーデンから有明ガーデン 無料シャトルバス |
---|---|
バス乗り場 | 1FバスターミナルA 高速バス乗り場4番 |
各便の所要時間 | 約40分 |
本数 | 1日7本(約2時間間隔で運行) |
運行日 | 毎日 |
定員 | 各便先着43~50名 |
料金 | 無料 |
運行会社 | 京成バス |
その他 | 乗車は誰でも可能。ただし先着順となる。 |
羽田エアポートガーデン発の無料シャトルバス|乗り場の場所とアクセス方法
羽田エアポートガーデンから有明ガーデンへ向かう無料シャトルバスの乗り場は、1階バスターミナルAの高速バス乗り場4番に位置しています。
上記地図をご覧いただくと分かる通り、バスターミナルAは羽田エアポートガーデンの建物に隣接しており、アクセスしやすい場所にあります。比較的広々とした空間となっているため、初めて訪れる方でも迷う心配は少ないでしょう。
待ち列は施設内に設けられているため、天候の影響を受けにくいのも嬉しいポイントです。
羽田エアポートガーデン発の無料シャトルバス|混雑状況や待ち時間の目安
筆者が乗車したのは、12月の平日の正午ごろ発の便でした。
出発の15分前に到着した際、待ち列には1名ほどしかおらず、混雑とは程遠い状況でした。ただし、休日やイベント開催日にはもう少し混雑が予想されます。
バスが出発するころには、全体の約3分の1程度の席が埋まる状況でしたので、ゆったりと座ることができました。また、乗車している方の中には、お子様連れのママさんの姿も見られ、家族やグループでの利用にも適した雰囲気でした。
全体的に、羽田エアポートガーデン発の便は有明ガーデン発と比べて落ち着いた印象がありました。
無料シャトルバスを利用してみた感想|良かった点と注意点
ここまで、筆者が体験した無料シャトルバスの概要をご紹介してきました。
有明ガーデン発のバスは、特に有明や東雲周辺にお住まいの方にはおすすめしたい移動手段です。
仮にバス以外で羽田エアポートガーデンへ向かうとなると、【りんかい線+モノレール】や【タクシー】などが思い浮かびますが、”コスパよくアクセスしたい”となるとこちらの【無料シャトルバス】になるかと思います。
一方、羽田エアポートガーデン発のバスは、ヴィラフォンテーヌホテルの宿泊客や、有明ガーデン行きのバスを利用した方の帰路としての役割が強い印象です。その他、観光やイベントホール「東京ガーデンシアター」を利用する場合にも最適な移動手段といえるでしょう。
余談ですが、大きな手荷物(キャリーバッグなど)は乗車時に預けることが可能なので遠方からお越しの方でも乗車できます。ただし両施設を楽しんでもらう目的で運行されているシャトルバスなので、それ以外の目的で利用するのは控えましょう。
以下では、筆者が実際に往復便を利用して感じた良かった点と注意点をまとめました。あくまで個人的な意見ですが、ぜひ参考にしてみてください。
良かった点
- 移動のコスパがとにかく良い
- 本数が豊富で気軽に利用可能
- 車内設備が充実している
- 両施設ともに見所が満載
先ほども少し触れましたが、両施設ともに好アクセスです!
無料で利用できる点はもちろん、降車後すぐに施設内にアクセスできるため、面倒な乗り換えが不要なのも大きな魅力です。また乗車してから気付いたのですが、座席には備え付けのUSBポート、後方にはトイレまで完備されています(車両によって異なる場合があります)。かなり快適な移動手段ではないでしょうか。
本数に関しても、無料ながら往復ともにしっかり確保されている点が嬉しいですね。行先も、グルメ、温泉など、宿泊を伴わなくても十分楽しめるスポットなので、普段とは少し違うスポットで楽しみたい方にはオススメです。
注意点
- 予約不可で先着順
- 道路状況による遅延の可能性
- 通信環境の一部不良
注意点としては挙げるとすれば、乗車が確約されていない点でしょうか。いい意味で捉えると「事前予約不要」なので手間はかかりませんが、確実に乗らなければいけない方にとっては不便かもしれません。 確実に乗りたい方は出発の10分〜15分前には到着して到着しておくか、有料バス「リムジンバス」等の利用をオススメいたします。
また、渋滞や事故など、道路状況によっては到着時間が遅れることがあります。これはどの交通手段にも言えることですが、余裕を持ったスケジュールを心がけるのが賢明です。ちなみに筆者が乗車した便は、定刻より5分程度早く到着していました。
バスのルートでは、トンネル通過中など一部エリアで通信環境が悪化する可能性もありました。これについてはシャトルバス特有の問題ではないものの、通信を重視する方は少し気になるかもしれません。
有明ガーデンと羽田エアポートガーデン間を結ぶ無料シャトルバス・まとめ
無料シャトルバスは、「コスパ良く快適に移動したい」方には非常におすすめの手段です。混雑状況に配慮しつつ利用すれば、両施設を存分に楽しむことができるでしょう。一方で、確実に移動する必要がある場合は、有料のバスや他の交通手段を検討するのが安心です。
筆者としては、特に車内設備の快適さと移動コストの低さが魅力に感じました。少し違う視点で東京を楽しみたい方は、ぜひ一度体験してみてください!
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