【江東区】ハクビシン・アライグマを見つけたらどうする?予防対策や対処法を調査

湾岸情報
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江東区内でハクビシンやアライグマを見かけたことはありませんか?

これらの動物たちは可愛らしい見た目とは裏腹に、私たちの生活にさまざまな問題を引き起こすことがあります。例えば、庭を荒らしたり、家の中に侵入してきたり…。そんな時、どう対処すれば良いのか、どこに連絡すれば良いのか、迷ってしまいますよね。

本記事では、ハクビシンアライグマを見つけた時の具体的な対処法や予防対策について詳しくご紹介します。安心して日常を過ごすためのヒントをお届けしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

こっちょ
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筆者も目撃情報を聞いた一人なので、調査しました!

意外と多い目撃情報

ハクビシン出没マップ
引用:令和5年度目撃情報マップ

上記は江東区が掲載しているハクビシン(黄色)とアライグマ(赤色)の目撃情報を表したものです。
見ての通り、区内の広域範囲で目撃情報が寄せられており、どこに住んでいても遭遇する可能性があります。以下は実際に区内で目撃された方の情報をご紹介しています。

こっちょ
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実際に遭遇したらと思うとゾッとしますね!

江東区内は自然も豊かである反面、こうした動物などの被害にも警戒しておかなければなりません。そうは言っても、子育て世代の多い区でもあるので「子どもを外で遊ばせられないのか」と心配になる方もいるかと思います。そんな不安を解消するためにもハクビシンやアライグマの特徴を押さえておく必要があります。

ハクビシン・アライグマの特徴

「ハクビシンを見た!」と話している人の中で、実はそれがハクビシンではなくアライグマだったというケースもあります。どちらも似ている部分がありますが、それぞれの動物の特徴を知っておくと判断しやすくなります。

ハクビシン

ハクビシン
引用:東京都環境局

ハクビシンは、体長約90~110cmほどの動物です。その名前の通り、額から鼻先にかけて白い筋があるのが特徴です。一体どんな場所に生息しているのか、より詳しい生態も調査しました。

夜行性で、昼間は樹上のうろ、納屋や家屋、寺社仏閣の屋根裏などの中で休息している
水辺を好み、河川や用水路、側溝などを移動経路として利用している
木登りが得意柱に登る電線を伝い歩きする8センチメートル四方の隙間にも入り込む

アライグマ・ハクビシンについて|東京都環境局
こっちょ
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多くの目撃情報があるのも、江東区に住宅街や神社などのエリアが多いからなのかもしれませんね!

ハクビシンは普段は臆病な性格で、人を見かけるとすぐに逃げてしまうようですが、追い詰められると攻撃的になることもあるんだとか。実際にハクビシンが人に危害を加えることは稀だと思いますが、感染症を媒介する可能性もあるため、見かけた際にはむやみに近づかないようにしましょう。

アライグマ

アライグマ
引用:東京都環境局

アライグマは、体調約40~65cmとハクビシンより小さいく、ややずんぐりとした体形です。目の周りに黒いマスクのような模様があるのも特徴です。アライグマの詳しい生態も調査しました。

夜行性で、昼間は樹上のうろ、納屋や家屋、寺社仏閣の屋根裏などの中で休息している水辺を好み、河川や用水路、側溝などを移動経路として利用している木登りが得意柱に登る前足が器用で触覚にも優れる

アライグマ・ハクビシンについて|東京都環境局

夜行性であることや好む場所はハクビシンとも非常に似ていることが分かります。イグマについてお話ししましょう。愛らしい顔とふさふさの尾をしていますが、こちらも感染症を媒介する可能性があるため、見かけた際にはむやみに近づかないようにしましょう。

こっちょ
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カワイイ顔に騙されないように!(近づきも厳禁!)

目撃した時の対処法

もしハクビシンやアライグマを見かけた場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

これらの動物は夜行性のため、遭遇する可能性が高いのは「夜間」とも言えます。夜間は暗く、何の動物が横切ったのかすら目視できないこともあります。それが犬や野良猫であればいいのですが、もしかしたらハクビシンかもしれません。

何と遭遇したとしても、まず落ち着いて行動することは大切です。落ち着いた上で以下の行動を参考に対処することが大切です。

1.近づかず、静かに離れる

動物を見かけたら

もしハクビシンやアライグマと思われる動物が近くにいる場合、静かにその場を離れ、動物を刺激しないように心掛けてください。

餌を与えることはもってのほかです。餌付けをすると、彼らが人間の生活圏に頻繁に現れるようになり、被害が増える可能性があります。また、餌を求めて家の中に侵入してくることもあります。

2.目撃情報を江東区または専門業者に依頼

江東区では、アライグマやハクビシンの目撃情報を受け付けています。目撃した場合は、速やかに区の環境保全課に連絡しましょう。連絡をすることで調査や防除などの対策を実施てもらえるため、被害を最小限に抑えることができます。相談窓口は以下にまとめています。

江東区 環境保全課 調査係
HP:環境保全課 – 江東区
窓口:防災センター6階8番
電話:03-3647-6148  Fax:03-5617-5737

区に連絡をするとどんな対策が実施されるのでしょうか。以下では連絡後の対策内容について紹介しています。

区の委託を受けた専門業者が、利用承認の通知を受けた方(利用者)の居住用建築物の現地調査を行います。ハクビシン・アライグマの侵入の痕跡を確認した場合は、捕獲器を設置します。

ハクビシン・アライグマ対策事業について – 江東区

専門業者が現地調査を行い、捕獲器を設置してくれるということで、ハクビシンやアライグマが頻繁に見かける場合は効果的だと考えられます。設置後に関しては、捕獲された場合は専門業者が引き取りを行い、もし捕獲できなかった場合は捕獲器の回収を行うようです。

こっちょ
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対策を実施するか否かは別として、区への連絡はなるべく入れるようにしましょう!

予防対策

夜間

では日頃からできる予防対策はあるのでしょうか。

ハクビシンやアライグマの特徴は類似する点も多くあり、一度の対策で両方の動物に対応できることが多いです。ご自身が被害に遭われないために、以下の内容を心掛けることが大切です。

1. 侵入経路をふさぐ

ハクビシンやアライグマは、小さな隙間からでも建物内に侵入します。縁の下、換気口、軒下などの隙間をしっかりと塞ぎましょう。また、庭木の枝が屋根にかかっている場合は、定期的に剪定して侵入経路を断つことが重要です。

2. 家の周りを清潔に保つ

ハクビシンやアライグマは雑食性で野菜や果物の匂いに引き寄せられることがあります。庭やべランドの作物は早めに収穫し、残さずに片付けましょう。家庭菜園の場合、ネットや電気柵を設置して動物の侵入を防ぐのも効果的となっています。
また生ごみは完全に密閉した状態で収集日の朝に出すなど、ごみ出しの仕方次第でも対策になることもあります。

さいごに

ハクビシンやアライグマは都市生活の中で時折姿を現すことがあります。どちらも可愛らしい見た目ですが、野生動物であることを忘れず、慎重に対応することが大切です。適切な対処を心がけ、住環境を守っていきたいですよね。

安心して生活するために、ぜひ本記事でご紹介した対策を取り入れてみてくださいね。

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