【一般利用】東京アクアティクスセンターで泳いでみた!注意点やシャトルバスの乗り方もご紹介

湾岸情報
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東京アクアティクスセンターは、東京2020大会オリンピック・パラリンピックの競泳会場などで使用された、国内屈指の水泳施設です。実はこの立派な施設、一般の方でも利用できることをご存じでしたか?

今回は、そんな東京アクアティクスセンターを筆者が実際に一般利用してきた体験をもとに、利用方法や感想、アクセス手段、利用時の注意点などを詳しくご紹介していきます。

こんな方におすすめの記事です!
  • 東京アクアティクスセンターを一般利用してみたい方
  • 東京アクアティクスセンターのシャトルバスに乗車してみたい方
  • 東京アクアティクスセンター周辺で飲食を探している方

特にこれから「東京アクアティクスセンターを初めて利用してみたい!」と考えている方の参考になれば嬉しいです。※本記事の情報は2025年5月時点の内容です。

東京アクアティクスセンターは競泳用のプール施設です。ブール利用時はレジャー用ではなく競泳用の水着をご着用ください。

東京アクアティクスセンターはどこ?

東京アクアティクスセンターの外観

東京アクアティクスセンターは、東京都江東区辰巳に位置する、国内有数の競泳競技施設です。東京2020オリンピック/パラリンピックの舞台としても知られていますが、その一方で一般の方も利用できる貴重な施設となっています。

すぐ近くには、「東京辰巳国際水泳場」も存在していたため(2023年3月閉鎖)、競泳や水泳に親しんでいる方にはおなじみのエリア。アクアティクスセンターはそのすぐ北側に位置しています。

  • 今回ご紹介する施設
  • Googleマップ

■ 施設名:東京アクアティクスセンター
■ 住所:東京都江東区辰巳2丁目2−1
■ 公式サイト:東京アクアティクスセンター公式HP

最寄り駅は?

辰巳駅の外観

東京アクアティクスセンターの最寄り駅は、東京メトロ有楽町線「辰巳駅」です。駅から施設までは徒歩約10分となっております。

その他にも、少し距離はありますが、JR京葉線「潮見駅」(徒歩約15分)やJR京葉線・りんかい線・東京メトロ有楽町線「新木場駅」(徒歩約20分)からもアクセス可能です。

ただし、いずれの駅からも徒歩ルートがやや複雑で、特に初めて訪れる方や歩き慣れていない方にとっては少し分かりづらいかもしれません。そのため不安のある方は、次にご紹介する無料のシャトルバスの利用がオススメです。

シャトルバスでのアクセスが便利!

東京アクアティクスセンターから発着するシャトルバス
※車両デザインは異なる場合があります

東京アクアティクスセンターでは、施設を利用する方向けに、無料のシャトルバスが運行されています。

このシャトルバスは、主に「一般開放が行われている日」に限定して運行されており、施設へのアクセスをグッと楽にしてくれる存在です。

なお、シャトルバスは定員制となっており、満席の場合は次の便を待つか、他の交通手段を利用する必要があります。確実に乗車したい場合は、発車時刻の少し前には停留所に到着しておくことをおすすめします。詳しい運行日や停留所の場所については、東京アクアティクスセンタ公式HPをご確認ください。

東京アクアティクスセンターを実際に利用してみた

ここからは、筆者が実際に東京アクアティクスセンターを訪れた際の様子をご紹介していきます。アクセスから入り方、プールの雰囲気まで、初めての方でもイメージしやすいようにお伝えしていきますので、ぜひ行ったつもりでお読みください!

シャトルバスで向かう

今回はせっかくなので、シャトルバスを利用して東京アクアティクスセンターへ向かってみました。

乗車したのは、最寄り駅である辰巳駅近くの乗り場。駅から乗り場までは徒歩数分で、バスに乗ってからはわずか5分ほどで施設に到着できます。乗り場は、東京メトロの看板の下あたりを目印にすると見つけやすいです。

辰巳駅前から発車するシャトルバスの乗り場位置
辰巳駅前から発車するシャトルバスの乗り場位置

私が利用したのは休日の午前の便でしたが、車内はゆったりとしていて混雑もなく快適でした。降車地点は東京アクアティクスセンターの入り口付近なので、初めて利用される方でも迷うことがないのも安心できるポイントではないでしょうか。

到着後は利用券を購入する

到着後施設内に入ると、中通路が広がっています。

東京アクアティクスセンターの中通路
施設内の中通路

今回筆者はサブアリーナを利用するので、サブアリーナ専用の入り口から入場します。
まるで駅の改札機のような見た目の入り口とその横に券売機が設置してあります。

券売機とサブプールの入り口を案内する画像

一般利用する際は、こちらの券売機にて種別と枚数を選択し利用券を購入します。支払いは、現金以外にもクレジットカードや交通系ICなど幅広く対応していました。ちなみに料金は以下の通りです。

対象料金(全日)
一般700円(税込)
中学生以下300円(税込)
※2025年5月時点の情報

利用券が発行されると以下のようなQRコードが印字されたものが出てきます。

購入時に発行される入場券

入り口へは、こちらを改札機のような機械にかざすことで入場できます。ちなみにこちらの利用券ですが、更衣室のロッカーを使用する際にも必要になりますので、くしゃくしゃにしないようご注意ください(笑)

サブプールで泳いでみた!

サブプールの外観
参考:東京アクアティクスセンター | 公益財団法人 東京都スポーツ文化

サブプールは上記の通り25m×10レーンとなっており、その奥にも同じレーン数が用意されています。一般の方が利用できるレーンはその日によって異なりますが、私が利用した際は、7レーンほどが一般向けに開放されていました。利用者も少なかったため、なんとほぼ1レーンを貸切状態で泳ぐことができ、とても快適に楽しめました。(※日によっては混雑する場合もあります)

プール設備も清潔感があり、室温・水温ともにちょうど良かったですね。メインプールに比べて、サブプールは出入口が少なくやや閉鎖的な構造になっているため、外気との温度差も感じにくく、落ち着いた空間で泳げるのだと思います。

ちなみに、筆者は同じエリアの施設「東京辰巳国際水泳場」(2023年閉鎖)の50mサブプールも利用したことがあるのですが、東京アクアティクスセンターのサブプールは25mプールなので、初心者の方でも泳ぎやすい環境ではないかと思います。

また、レーンによってはウォーキング専用レーンや、途中で立ち止まってもOKなレーンも用意されているので、泳ぐことに自信がない方でも安心して利用できます。

利用時間は基本2時間30分とたっぷりありましたが、それでもあっという間に過ぎてしまうほどの満足感でした!

余談:泳いだあとは・・・

泳ぎ終わったあと、東京アクアティクスセンター施設内を散策していた筆者。
そこで見つけたのは、オリンピック・パラリンピックの常設展示コーナー「東京2020大会メモリアルギャラリー」でした。

東京2020大会メモリアルギャラリーの外観

こちらの展示、なんと一般の方でも無料で見学可能。
実際に選手が着用していたユニフォームや表彰状などが展示されていて、あの夏の感動が蘇るような空間になっています。

帰りのシャトルバスの待ち時間にも最適ですし、アスリート気分に浸ってからトレーニングに励むでもいいかもしれませんね!(笑)

東京アクアティクスセンターを利用する際の注意点│初めての方向け

初めて訪れる方にとっては、事前に知っておくと安心なポイントがいくつかあります。
ここでは、実際に利用してみて気づいた「注意しておきたい点」をいくつかご紹介しますね。

① 近くの東京辰巳国際水泳場と間違えないようにする

閉館した東京辰巳国際水泳場の外観

実は、東京アクアティクスセンターが開業するまでは、すぐ近くに「東京辰巳国際水泳場」という施設がありました。

国際大会も数多く開催された立派な施設で、競泳経験者の中には「辰巳=東京辰巳国際水泳場」という印象が強く残っている方も多いかもしれません。

しかし、東京辰巳国際水泳場は現在、閉鎖中となっています(※執筆時点)。
そのため、間違えて旧施設のほうに行ってしまわないよう、「東京アクアティクスセンター」の名称と場所をしっかり確認してから向かうようにしましょう!

②メインブールとサブブールの行き来が難しい

メインプールとサブプールを示す地図
館内1Fの地図

これは、初めて訪れた筆者が一番驚いたポイントかもしれません。
実は、東京アクアティクスセンターのメインプールとサブプールは繋がっていません

つまり、もし両方のプールを利用したい場合は、一度中央エントランスまで戻って、再度それぞれの入口から入り直す必要があるという、ちょっと不便な構造になっています。

とはいえ、一般利用であれば基本的にどちらか一方のプールを使えれば十分楽しめるはずなので、あらかじめ自分がどちらを使うのかを確認しておけば、特に問題はありません。

③周りに飲食店やカフェが極端に少ない

プールでひと泳ぎしたあと、「ちょっと一息つきたい」「どこかでごはんを…」と思う方も多いのではないでしょうか。

注意していただきたいのが、ここ東京アクアティクスセンター周辺には、飲食店やカフェがほとんどありません。すぐそばは大きな公園に囲まれており、最寄り駅付近まで移動しないと、飲食できるお店は見当たらないのが実情です。

天気が良ければ、公園のベンチや施設内で軽く飲食をするのもひとつの手ですが、暑さや寒さ、雨天時などを考えると、難しい場合も多いです。そうした場合は、先ほどご紹介したシャトルバスを活用して駅周辺まで移動して食事を済ませるという手段がオススメです。このあたりの飲食店情報は、後ほど詳しくご紹介しますね。

東京アクアティクスセンターに出店するキッチンカー
施設屋外に出店するキッチンカー(不定休)

ちなみに、大会などのイベント時には、施設内にキッチンカーが出店することもあります。事前に施設の東京アクアティクスセンター|公式X(旧Twitter)などで最新情報をチェックしておくと安心です。

シャトルバスで行ける東京アクアティクスセンター周辺のおすすめ飲食店

先ほど、東京アクアティクスセンター周辺に飲食店が少ない点を挙げましたが、この点はシャトルバスをうまく活用することで解決できると筆者は考えております。

ここからは、シャトルバスでアクセス可能なおすすめ飲食店をエリアごとにご紹介します。運動後のごほうびランチや休憩タイムの参考にしてみてください。

潮見エリアの飲食店(シャトルバスで約3分)

東京アクアティクスセンターからシャトルバスでわずか約3分、徒歩でも15分ほどでアクセスできる「潮見エリア」。この周辺には、手軽に立ち寄れる飲食店がいくつかあります。

瀬戸内産の新鮮な魚介類を使用した寿司が楽しめる「回転寿司 すし丸 潮見店」や24時間営業の「なか卯 潮見店」は、タイミングを気にせず利用できて便利です。さらに地元で人気のハンバーガーショップ「潮見スキッパーズ」は、オリジナルバンズとボリューム満点の具材が魅力の一品が楽しめるのでオススメです。

参考:潮見スキッパーズ

豊洲エリアの飲食店(シャトルバスで約7分)

ららぽーと豊洲の外観
ららぽーと豊洲の外観

続いてご紹介するのは、シャトルバスで約7分の場所にある「豊洲エリア」。

大型ショッピング施設「アーバンドックららぽーと豊洲」や駅周辺には、和洋中さまざまなジャンルの飲食店がそろっています。海を眺めながら食事ができるレストランや、カジュアルに利用できるカフェ、人気のラーメン店まで選び放題。

多すぎて選べないという方は、筆者オススメの「国産牛手切り焼肉 ミート・ミートはいかがでしょうか。プールでしっかり体を動かしたあとのご褒美焼き肉にいかがでしょうか(笑)

有明エリアの飲食店(シャトルバスで約20分)

有明ガーデン外観
大型商業施設「有明ガーデン」の外観

最後にご紹介するのは、シャトルバスで約20分の場所にある「有明エリア」です。降車スポットは「有明物流センター前」となっていますので、利用する際は覚えておきましょう。

このエリアには大型複合施設「有明ガーデン」があり、バラエティ豊かな飲食店が多数そろっています。和食、洋食、中華、カフェと幅広く選べるので、家族連れやグループ利用にもぴったりなスポットです。

筆者オススメのお店は、素材にこだわったヘルシーなメニューが揃うCafé&Meal MUJI

有明ガーデン内には温泉が楽しめる「泉天空の湯 有明ガーデン」もあります。プールで体を動かしたあと、温泉でリフレッシュして帰る──なんてプランも素敵ですね。もし利用される場合はお得になるチャンスかもしれませんので、検討中の方はぜひお読みください。

まとめ

今回は、東京アクアティクスセンターの一般利用をご紹介してきました。
実際に訪れて泳いでみて、施設の充実ぶりや快適さを改めて実感することができました。

初めて訪れる方にとっては少し戸惑う点(施設間の移動や周辺環境など)もありますが、
事前にポイントを押さえておけば、安心して楽しめるはずです!

また、帰りにはシャトルバスを活用して周辺エリアで食事やリフレッシュするのもおすすめ。「泳ぐだけ」で終わらない、ちょっと特別な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

この記事が、皆さんの東京アクアティクスセンター利用の参考になればうれしいです!

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