皆さんこんにちは。
ネトフリの『クレイジークルーズ』の余韻に浸り続ける筆者こっちょです。
今回は、お台場にある東京国際クルーズターミナルを実際に見学してきたので、その体験をレポートしたいと思います。豪華客船の入港がない日でも楽しめるスポットなのか、ランチやカフェができるのかなど、皆さんが気になるポイントを詳しくお伝えしますね。
実は私、クルーズ旅行の予定はないんですが「”東京の新しい玄関口”ってどんな感じなんだろう?」という好奇心だけで足を運んでみました。それでは早速行きましょう!※本記事は2025年10時点の情報です
東京国際クルーズターミナルとは

東京国際クルーズターミナルは、2020年9月10日にオープンした東京港の新たな海の玄関口です。場所はお台場エリアの青海にあり、世界最大級のクルーズ客船にも対応できる最新の施設なんです。
従来の「晴海ふ頭」はレインボーブリッジの下をくぐれない高さ制限があり、大型船が入港できない問題がありました。そのため、新たに橋の外側にあたる青海地区に建設され、2020年に開業したという経緯があります。
- 施設について
- Googleマップ
■ 施設名:東京国際クルーズターミナル
■ 住所:東京都江東区青海2丁目
■アクセス: ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」徒歩約8分
■ 営業時間:9:00〜17:00(時期やイベントにより異なる場合有)
■ 公式HP:東京国際クルーズターミナル公式HP
東京国際クルーズターミナル内を見学!
今回私が訪れたのは、休日の午後の時間帯。特にイベントがない普通の日でしたが、「乗船予定がなくても見学できる」という情報を見つけて、散歩がてら立ち寄ってみることにしました。
ゆりかもめの「東京国際クルーズターミナル駅」で降りて、エスカレーターで地上に出ると、すぐに横断歩道があります。信号を渡って進むと、なんとターミナルまでの道のりには屋根付きのスロープが続いているんです!雨の日や日差しの強い日でも安心して歩けるのは嬉しいですね。

駅からターミナルまでは徒歩約8分。思っていたより少し歩きますが、途中で東京湾の景色も楽しめるので、そんなに長く感じませんでした。

さあ、いよいよターミナル内へ!建物に入る前から、その大きさと近未来的なデザインに圧倒されます。エントランスを通ると、すぐに開放感のある空間が広がっていました。以降では、フロアごとにご紹介していきます。
1階
まず1階は、いわゆるエントランスフロアという感じです。主に駐車場やタクシーなどの車寄せスペースとなっているので、一般の見学者にとってはサラッと通り過ぎる程度のフロアですね。この日は、ハロウィンのおばけかぼちゃ達に歓迎されました。

ここで印象的だったのは施設全体の清潔感!新しいだけあって、どこもピカピカでした。エレベーターやエスカレーターも完備されているので、ベビーカーや車椅子でも安心して利用できそうです。

2階
2階は主にCIQ検査スペース(税関・出入国管理・検疫)となっています。クルーズ客船の乗船・下船時に使用されるエリアなので、一般客が特に何かできるわけではありません。
フロア内には、シャトルバスの運行を知らせる掲示板などがありますが、こちらは全て英語表記となっており、「あ、本当に国際的なターミナルなんだな」という雰囲気が感じられます。

3階

3階は、今回の見学で一番印象に残ったフロアです!まず入ってびっくりしたのが、ガラス張りで天井までの高さがとにかくすごいんです。開放感が半端じゃありません。
ゆったりと腰をかけられる椅子がたくさん配置されていて、この日も外国人観光客と思われる方たちがこぞって座ってくつろいでいました。きっと絶好の休憩スポットなんでしょうね。

そして、このフロアで特に注目したいのが日本文化の展示です。葛飾北斎の浮世絵や美しい屏風など、日本を代表する美術品がさりげなく展示されているんです。外国からのお客様をお迎えする玄関口らしい、おもてなしの心を感じました。


4階
4階は、個人的に今回の見学のハイライトでした!まず目に飛び込んできたのが、オリンピック・パラリンピックのシンボルマークです。記念撮影スポットにいかがでしょうか。。。

そして何と言っても、送迎デッキからの眺めが最高なんです!この日は運良く豪華客船「シルバームーン」が停泊していたので、間近で巨大なクルーズ船を見ることができました。写真で見るのと実際に見るのでは迫力が全然違います!


デッキからはレインボーブリッジやフジテレビ、湾岸警察署のピーポくんまでばっちり見えて、まさにお台場の絶景を一望できます。夜景だったらもっと素敵だったんだろうなと思いましたが、残念ながら開館時間は17時までなのでご注意ください。
また、このフロアにはクルーズファンにはたまらない展示もありました。Netflixのドラマで話題にもなったMSCベリッシマや、日本最大の客船として有名な飛鳥Ⅲなどの記念品が展示されています。コアなクルーズファンには嬉しいスポットですね。



余談:スタンプラリーが楽しい!

見学していて発見したのが、来館記念のスタンプラリーです。館内の各フロアに設置されたスタンプスポットを巡って、4つのスタンプを重ねると東京国際クルーズターミナルの絵が完成するというもの。しかも無料で参加できるんです!
私も実際にやってみましたが、各フロアをくまなく回るきっかけになって、より詳しく施設を見学できました。
東京国際クルーズターミナル近くのランチやカフェはある?
見学を終えてお腹が空いてくると、「ターミナルの中で何か食べられるかな?」と思いますよね。
結論から言うと、東京国際クルーズターミナル内には飲食店やカフェ、コンビニはありません。
あるのは自動販売機のみでした。
でもご安心を。少し歩けば食事やカフェの選択肢が見つかります!
まず一番近いのは、日本科学未来館の7階にある「CAFETERIA BLUE」。
営業時間は10:00~17:00(ラストオーダー16:30)で、セルフサービス形式のカフェテリアです。
ミュージアムを利用しなくてもレストランだけの利用が可能なので、気軽に立ち寄れます。
東京国際クルーズターミナルからは徒歩約10分ほどです。


(画像引用:レストラン・飲食スペース | 日本科学未来館)
もう少し歩く余裕があれば、徒歩約15分で「ダイバーシティ東京プラザ」にも行けます。
こちらにはフードコートからレストラン、カフェまで幅広いお店が揃っており、食事の選択肢が一気に広がります。

食事のあとにショッピングを楽しんだり、実物大ガンダムや「ガンダムベース東京」に立ち寄ったりと、観光もまとめて楽しめます。
東京国際クルーズターミナルはイベント開催に合わせて来場するのがベスト!


今回私が訪れたのは、シルバームーンの停泊以外に特別なイベントがない普通の日でした。それでも十分楽しめたのですが、調べてみると東京国際クルーズターミナルでは定期的に様々なイベントが開催されているんです。
直近では「東京みなと祭り」の開催や、9月には空母の停泊、そして注目の「クルーズEXPO 2025 東京」などのビッグイベントが予定されています。
こうしたイベント開催時に訪れると、普段とは違った活気に満ちたターミナルを体験できそうです。特にクルーズEXPOは日本最大級のクルーズイベントということなので、クルーズに興味がある方には絶好の機会ですね。
ただし注意点として、イベントの内容によっては一般入場が制限される場合があります。せっかく足を運んでも入れなかった…なんてことにならないよう、事前に公式ホームページで確認することをおすすめします。
まとめ|東京国際クルーズターミナル内を見学してみた
東京国際クルーズターミナルを実際に見学してみて、予想以上に楽しめるスポットだということがわかりました。
一番の魅力は、やはり4階の送迎デッキからの絶景です。東京湾の開放的な景色と、運が良ければ豪華客船を間近で見ることができます。また、日本文化の展示やスタンプラリーなど、ちょっとした楽しみ要素もあるのが嬉しいポイントです。
ただし、ターミナル内での飲食は自動販売機のみなので、しっかりとした食事を取りたい場合は近隣の日本科学未来館やダイバーシティ東京プラザまで足を運ぶ必要があります。
アクセスも良好で、お台場観光の新しい定番スポットとして十分おすすめできます。特にイベント開催時に合わせて訪れれば、より充実した体験ができそうです。クルーズ旅行の予定がなくても、東京の新しい魅力を発見できる場所として、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
コメント